こんにちは。
今回は、簡単に手作りできる発酵させないフレッシュタイプのチーズについてです。
一般的にみなさんが思い浮かべるようなチーズは、ほとんどが発酵・熟成されています。この発酵と熟成によってチーズの水分量が減り、硬くなっていきます。そのため、長期間の保存にも適しているんですね。
発酵させないタイプのチーズはフレッシュチーズと呼ばれ、カッテージチーズやマスカルポーネ、モッツァレラチーズなどが代表的です。こちらはナチュラルチーズに比べ、水分量が多いのが特徴です。水分量が多いため柔らかく、保存はあまりききません。サラダやお菓子作りなどに使われることが多いですね。
このフレッシュタイプであるカッテージチーズ、実は牛乳とお酢があれば、自宅で簡単に作ることができるんです!
作り方と分量について、簡単に説明します。
《材料・分量》出来上がり約300~350g
○牛乳 1L
○生クリーム 200ml
○酢 100ml
※生クリームはコクを出すために入れています。入れなくても大丈夫ですが、その場合は牛乳を足してくださいね。
《作り方》
○牛乳と生クリームを火にかけ、沸騰させる。沸騰したらすぐに火からおろす。
○酢を入れ、5~10分静置したら、布巾などを使って濾す。冷蔵庫で冷やしながら2~3時間ほど。
これで出来上がりです!濾したときに出てくる白い固まりがカッテージチーズです。
ちなみに水分は、乳清(ホエー)とよばれ、栄養価の高いものなので、捨てずに飲んでみてくださいね。飲むヨーグルトなんかに混ぜるとおいしいです。
カッテージチーズはわりと淡白な味なので、けっこう好き嫌いがあるかもしれません。(私は好きです)
サラダのトッピングとして使ったり、メープルシロップをつけてパンと一緒に食べたりしてもおいしいですよ。
みなさんぜひ試してみてくださいね。