管理栄養士のメモ

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乳アレルギーっ子はカルシウム不足?

こんにちは!山本べこです。

本日は、乳製品アレルギーとカルシウム関係についてご紹介したいと思います。

 

実は私の娘(現在1歳半)が乳アレルギーで、粉ミルクや牛乳、チーズ、ヨーグルト等乳製品は完全に除去しています。

保育園でも、他の子がおやつに「スキムミルク入り蒸しパン・牛乳」のところを、「プレーン蒸しパン・豆乳」というように代替食を用意してもらっています。

しかし、他の子は毎日牛乳を飲んでいるのに‥‥カルシウム足りてるんか?

と不安になったので、カルシウムの多い食品等を調べてみました!

 

(ちなみに1歳児の1日のカルシウム必要量は、400mgです。)

 

◎牛乳と豆乳のカルシウム量(100g当たり)

牛乳‥‥110mg

豆乳‥‥31mg

 

◎カルシウムの多い食品(100g当たり)

桜エビ‥‥2000mg

しらす‥‥190mg

木綿豆腐‥‥93mg

絹ごし豆腐‥‥75mg

油揚げ‥‥310mg

納豆‥‥90mg

小松菜‥‥170mg

モロヘイヤ‥‥260mg

切り干し大根‥‥60mg

 ※出典:食品成分データベース

 

このような感じになっています。

まず、牛乳と豆乳のカルシウム量は、4倍近く差があることがわかります。豆乳には、イソフラボンが多く含まれています。これは牛乳にはないものですね。また、良質なたんぱく質摂取という観点では、どちらもとても良いのではないかと言えます。

また、カルシウム含有量では桜エビが断トツで多いですが、およそ1食分位の量(8g)で換算すると、160mgですかね。効率良くカルシウム補給ができると言えます。

さらに小松菜やモロヘイヤなど、青菜類もカルシウムを多く含んでいます。桜エビ等と比較すると少なめではありますが、日々の献立に取り入れやすい食材であるため、積極的に食べると良いですね。