皆さんこんにちは。
今回は、【ミネストローネ】のレシピをご紹介します。
味付けや具材をアレンジすれば、離乳食や幼児食にも応用しやすくなっています。
《材料》(普通サイズの鍋いっぱいにできます)
・人参 …… 1~1.5本
・玉ねぎ …… 1~1.5個
・じゃがいも …… 小2個(大なら1個)
・ウインナー …… 1袋(6本)
・トマト缶 …… 1缶
・水 …… 600㎖
・コンソメ …… 大さじ1.5
・砂糖 …… 大さじ1
・塩 …… 少々
・オリーブオイル …… 大さじ1
・ニンニク(なくても可) …… 1片
※今回は家にある食材を使用しましたが、キャベツやミックスビーンズ、セロリ、ベーコン等を入れてももちろん◎です。
《作り方》
①人参、玉ねぎ、じゃがいもを1センチ角に切る。ウインナーは5㎜くらいの輪切りにする。
②鍋にオリーブオイル(とあればにんにく)をしいて熱し、①を入れて軽く炒める。
③軽く炒めたら、トマト缶も加え、さらに炒める。(5分ほど)
➃水600㎖、コンソメ、砂糖を加え、野菜が柔らかくなるまで煮込む。(15~20分)
⑤塩で味を調えたら完成です!こしょうを入れると味が引き締まるのでおすすめです。
《幼児食への応用ポイント》
幼児食では、普段お子様が食べている濃さに調整してください。トマトの酸味が苦手であれば、砂糖をもう少し増やしても◎です。
また、こしょうは入れないほうが良いです。にんにくやウインナーは普段も食べていればOKですが、食べ慣れていない場合はお気を付けください。ウインナーは塩分も気になりますので、少なめにしてあげましょう。
《離乳食への応用ポイント》
具材や調理方法に気を付け、大人とは別鍋で調理することで(もはや取り分けと言えるのかわかりませんが)離乳食にも応用することができます。
離乳食でおすすめの具材は、人参、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、セロリ等の野菜です。トマト缶も無塩のものであれば使用できます。ウインナー、ベーコン、にんにく、こしょうは離乳食期はNGです。
※大人用にウインナーやベーコン、にんにく、こしょうを入れたい場合は、離乳食用を取り分けてから後入れにしましょう。
〇時期別の調理方法や注意点のまとめ
初期 | 野菜とトマト缶を水で煮込む。油、調味料はなし。なめらかなペースト状のスープにする。 |
中期 | 野菜とトマト缶を水で煮込む。油、調味料はなし。具材を細かく刻む。 |
後期 | 少量の油、調味料OK。味付け前に大人とは別鍋に取り分ける。具材を刻む。 |
※お子様の月齢や離乳食の進み具合によって、形状や味付け等は調整してください。
※初めて食べる食材、調味料などはアレルギーにお気を付けください。
基本的に初期・中期は材料(野菜とトマト缶)のみ同じで、最初から大人とは別鍋で調理していきます。(炒める工程がないため)
後期になると、それにプラスして少量の油と調味料が使えるようになるので、炒めてから大人と別鍋に取り分け、煮込んでいくような工程になります。
※一緒に炒める場合は、離乳食で取り分けることを見こし、最初は少量の油で炒めるようにしてください。そして取り分けた後に油を足すか、焦げ付く場合は、後期でも最初から別鍋での調理がおすすめです。
《栄養メモ》
〇トマト缶は完熟しきったトマトを加工して作っているため、フレッシュトマトよりも全体的に栄養価が高くなっています。特にリコピンの含有量はフレッシュトマトの約3倍です。
〇リコピンは油と一緒に摂取すると、体への吸収率がアップします!このミネストローネのレシピも、オリーブオイルを使用しているので良いですね。
〇ホールトマトとカットトマトがありますが、その違いは、使用しているトマトの品種です。
ホールトマトは、果肉が柔らかい品種を使用しています。崩れやすいため、煮込み料理やトマトソースを作るのに向いています。また、種もそのまま使用しているので、酸味があります。
カットトマトは、果肉がしっかり固めの品種を使用しています。加熱しても形が残りやすいため、スープ等、トマトのゴロゴロ感を残したい料理に向いています。また、種と取り除いて加工しているため、ホールトマトよりもまろやかな味わいになります。
トマト缶と野菜を使った、栄養満点な簡単レシピの紹介でした!参考になったら嬉しいです。